当法人では、1年間の各職場の医療・介護活動を発表・交流する企画「法人職場活動交流集会」を2015年から毎年開催しています。
上の写真は、2021年12月13日から16日にかけて城南病院内で開催された第7回の様子です。
新型コロナウイルス感染が蔓延している中での開催でしたので、感染に配慮してポスターセッション形式で行いました。
上の写真は、城南病院食養科の発表の様子です。
食養科は、「今までで一番大変だったアレルギー対応〜すがたを変える大豆〜」と題して、大豆アレルギーのある入院患者さんに対する食事対応について発表しました。醤油などの調味料はもちろん、加工食品などにも大豆が含まれていることが少なくなく、普段使っている食材がほとんど使用できない中、職場全体で協力して食材を調達して普段と変わらぬ食事を提供し続けました。
その結果、入院患者さんはアレルギー反応を一度も起こさず、体重は減ることなくむしろ増加して退院していきました。
入院している患者さんにとって、食事は治療やリハビリなどに匹敵するくらい重要な要素です。
食養科はその点を十分に理解し、全ての患者さんに対して安心安全な食事を提供することが一番だと認識しています。
その意識の延長にあった食養科の今回の仕事は、プロフェッショナリズムにあふれた非常に素晴らしいものであったと感じました。
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