日本の子どもの相対的貧困率は2012年には16.3%に達し、経済協力開発機構(OECD)加盟34カ国の平均値を上回る水準で推移しています。
日本で子どもの貧困への関心が高まる中、2012年に東京都大田区の八百屋を営む女性が「こどもが一人でも安心して来られる無料または低額の食堂」との思いで名付けた「こども食堂」の開設が今年に入って急増しています。
朝日新聞社の調査によると、5月末時点で少なくとも全国に319カ所あり、今後さらに増える見通しとのこと。
全国のこども食堂をつなぐ「こども食堂ネットワーク」も結成され各地でとりくみが広がっているなか、茨城保健生協は水戸市内で初めてのこども食堂、「にこにこ食堂」を開始しました。